新聞をどうする?

 新聞の切り抜きを始めたのは小学5年生の頃。それから長いブランクを経て、ここ4年位続けている。「いつか引き出せるように」の気持ちなんだが、その保存方法は思考錯誤。最初の2年は朝日新聞毎日新聞を図書館で読み、複写してから保存した記事だけを切り取ってルーズリーフに貼っていた。これがとてもめんどくさい。やがて、複写したものをそのままファイルしていくようになるが、図書館通いをさぼると一日で二週間分の両紙面をチェックしなくてはいけなく、段々効率が悪くなり、3年目からは朝日を購読することに。これでコピーの手間は無くなり、記事をそのまま切り取ることに。でも、これはこれで面倒だ。小さな記事なら良いが、全面を使用した記事や広告を縮小できないのは、保存スペース上効率の悪さを感じる。切り抜きには発行日と朝刊/夕刊を記入して透明ファイルへ。しばらくはこれで安定しているが、悩みといえば、読み切れていない新聞が積み上がっていくこと。何ヶ月前の新聞まで未読のまま保存しておくのかはなやみむところ。
 「毎日新聞」はその売上不振を指摘されて久しい。それでも記者は「毎日」で書くことにかなりの思い入れがありようだ。一度、東京本社にお邪魔した時も複数の記者がそのようなことを言っていたし、夕刊の構成をみるとその独特の想いが伝わってくるところがある。夕刊1頁の半分を一人の記者の署名記事に当てているのは毎日新聞くらいだろうし、“読み物”として面白い。んでも、“新聞”として読むには時間がかかる。この微妙なところが毎日としての面白さであり難しさだと思う。
 以下は本日の朝刊(朝日新聞)から。