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1980年代末の週刊『プレイボーイ』の連載をまとめたもの。クリエイターとしての「私」が語られる時には、当然のように「反−学問」が主張されることが少なくないけれども、この不思議な言説的関係はどのように正当化されてきたのだろう?おそらく当時において…
『SWICTH』(2005年5月号)を探していたら偶然発見。「CMを、映画や音楽と同じように楽しむための特集」という一言が、現在の私たちにとっての広告が何であるのかを意味している。上の議論の延長でいえば、CMもまたその内容=コンテンツ性(→作品化)だけが…
明治学院大学が、ブランド強化を進めている。アートディレクターに佐藤可士和氏を起用して、ロゴから封筒類まで、デザインの力を活用して存在感のアップに取り組み始めた。 2004年4月に就任した大塩武・学長は「明治学院大学と他の大学との違いが学生や職員…
NHKの『デジスタ』が6年間も続いていることは、過小評価できない。この手の番組には「スター誕生!」的な要素が少なくないし、それを批判することは難しくないと思う。しかし、クリエイターとして「私」を確認しようとする人が今までになく増えてきているの…
こちらも作品集ではなく、ロンドンやブライトンに住んでクリエイターとして生きることをそれなりに紹介したものである。雑誌でいうところの「クリエイターの日常生活と職場」みたいな特集記事が、映像になったようなもの。何処の誰の何のために、このDVDが制…
付属のDVDには、25名のインタビューがある。それぞれに5分前後のものであるが、これらは平野さんでなければ聞き取ることのできない貴重なお話だったと思う。意図なき取材はないので(それがあるから面白いし、その逆もある)、トリミングや編集をするのは構…
デザイナーという職業人にとって「独立」は学生の時からチラホラする言葉である。とりあえず「修行のために就職、10年位で独立」なんて話は少なくない。「TUG BOAT」や「風とロック」、「サムライ」等は目立っている例だが、広告代理店のクリエイティブ部門…