2004-08-18から1日間の記事一覧

玄田有史『仕事のなかの曖昧な不安』晶文社、2001年 / 小杉礼子『フリーターという生き方』頸草書房、2003年

若年労働の問題は増加するクリエイター職とも関係があるのではないか。“○○として働くことへの想像力”をいま一度捉え直してみたい。自由に職業を選択するとは、どのような条件の下で可能なのだろうか。就業させるための方策を練るのではなく、就業を留保する…

アジール・デザイン編『風とロック』晶文社、2004年

広告は「伝統芸能」化しつつあるという箭内道彦の姿勢は興味深い。作品を見ているだけでは決して知ることのできない、“いま、広告制作者であること”の記録。トランスアートじゃなくて晶文社なのが妙に嬉しい。

丹治愛編『批評理論』講談社選書メチエ、2003年

電車の中でサクッと読了。「テクストの可能的意味」を引き出すための入門書で、その狙いは文学に限らず、なにかを「テクスト」化して解釈していくため。

未来みたいな匂い

コピーの光が眩しい夏。サングラスくらいかけたい…。オリンピックや甲子園は「どうだかな」くらいの気分で、とにかく最近は一日で4年分の月刊誌を読み進めています。 資料のなかに1960年代のガソリンスタンドの写真があった。今も昔もガソリンスタンドはお…