2004-04-27から1日間の記事一覧

戸田ツトム、鈴木一誌「ブックデザインの風景化と言語化をめぐって」『ユリイカ』青土社、2003年9月号

なるほど「ブックデザインというのは、グラフィック・デザインというよりはインダストリアル・デザイン的」であり、装幀は原稿の「<身体>化」である。装幀においてどこまでが文字でどこまでが図像なのか。<地>が<図>に溶け込んでいく事態、これこそが…

なにが「トホホさ」を教えてくれるのか

靴を替えてみた。少し背が高くなった気分。ギュッと体重をかけ、新しい接触感を確かめてみた。今までとはちょっと違う「あの感覚」。これは初めてではない。こうした感覚を何と呼べばよいのだろう。身体と重力を媒介するもの。人間と地面との関係を成立させ…