アメリカの失敗

oxyfunk2006-11-06

 裁判官が読み上げる判決に対して、「アラーは偉大なり」と連呼する姿(報道ステーションはこのようにテロップを入れていた)。裁かれるべき者が裁く者の不正義を見抜いてしまっている奇妙さ。アメリカの失敗は、アメリカの成功を担保するために捕らえられた者によって、誰よりもリアルに告発されたとしか言いようがない。
 
 だから、これは「茶番」ではない。むしろこれによって、アメリカがイラク的なやり方を徹底すればするほど、自壊してしまいかねないことが明らかになった。

 こうした失敗を繰り返さないためには、かのテロの黒幕は延命されることになるだろう。実際に存命しているかどうかが問題なのではない。過剰な可視化を回避しつつも、音声程度の流出は認めておく。この“姿なき声”こそ、誰もそれに辿りつくことができないという意味において巧妙であり、「脅威」を管理する者を正当化し続ける理由となるだろう…。
 
 荒れ気味かつ妄想交じりの文章ですみません。テレビを観ていてなんともトホホな気分になったので…。

 bonobosの新曲「Standing there 〜いま、そこに行くよ〜」を購入。oasisで言えば、「Whatever」や「All around the world」のようなの名曲。昨年のリキッドルーム、今年の日比谷野外音楽堂でのライブは逃しましたが、今度のSHIBUYA-AXではビール片手に身体を揺らすことにします。

Standing There~いま、そこに行くよ~

Standing There~いま、そこに行くよ~

WhateverAll Around the World