「特集:下北沢は終わらない」『SWITCH』2005年5月、SWITCH PUBLISHING

 確かに「ZOO」や「SLITZ」などのクラブや、「Que」や「屋根裏」などのライブハウスなどでの想い出(曽我部恵一向井秀徳「うたとギター日和」)もあるとは思うのだが、個人的には、原田郁子しまおまほの「カラフル日和」が面白かった。しまおまほが高校生の時に初めて下北の美容院に行ったことを、

やってくれたお兄さんがお洒落な人で、入れ墨とかしてて、それでなんか信用したの。この人なら大丈夫だと思って。

と話している点には笑った。よーく考えるとおかしいけれども、背伸びをし始めた時の自分を思いだした。