耳を澄ませば…下北沢

oxyfunk2005-05-01

 「なんだかここは独特だな」と思ったのは高校生の時。渋谷のチーマーやコギャルよりも、下北沢の音楽野郎や演劇人のほうが親しみを感じられた。「長髪・バンダナ・ヘインズTシャツ&皮ジャン・ベルボトム・ワーキングブーツ」の渋カジと、「短髪・ハンチング帽・ストライプのニット・スリムパンツ」のモッズ系の違いだけかもしれないけれども。とにかく「U.K.HOLLYWOOD」と「レコファン」にはよく通った。思えば、受験の時は代沢の地区センターの自習室まで通い、初めてのアルバイトは北口にあるコンビニ「パンプキン」。下北沢にいるだけで楽しい10代の後半だった。