2004-08-19から1日間の記事一覧

藤原帰一『平和のリアリズム』岩波書店、2004年

姜尚中さんは僕等の世代を「Generation Between Wars」と呼んだ。冷戦終結から湾岸戦争とイラク戦争にかけての間に青春期を過ごした若者のことである。僕たちはなんとなく「時代の変化のなかにいる」と感じているにもかかわらず、「それが何から何への変化な…

袖井林二郎『マッカーサーの二千日』中公文庫、2004年

占領期の広告制作者にとって彼はどのような存在だったのだろうか。

研究に近道はない

寄り道をした。照明が明るいところで、商品が沢山並んでいるところで、大きな音を聴きながら、なんとなく時間を費やすのは楽しい。なんかいろいろ買い物をしたくなってきたぞ。 吉見俊哉さんから研究に大事なものは「執念」だと教わった。実際に資料と向き合…