2004-03-25から1日間の記事一覧

天野祐吉編「広告」『日本の名随筆』別巻23、作品社、1993

広告との出逢いに耳を澄ましてみよう。鶴見俊輔(「私の愛読した広告」)は言う。「きれいにだまされると、その広告にたいしても、あまりにくしみはわかないようである」。これほど広告とのつきあい方を簡潔に表現したものはない。だから僕らは広告を「騙そ…

コンピュータの前に在るということ

デスクトップコンピュータの前に座らされている気がしてならない。ノートコンピュータがないと随分と不便なものである。<書く>という行為がいかに道具との関係で成り立っているのかが良くわかる。キーボードに手を置くことがいやなんじゃない。デスクトッ…