「あえて」なき「リアル」を支えるリテラシー?

 「情報と社会」という講義を先輩と一緒に担当することになった。いわゆる「メディア論」で、前半は講義、後半はワークショップという構成だ。昨年度はデザイン系の専門学校が受講生だったので、メディアについての身体的な理解は抜群だった(しかし、講義は難しかった)。今年度は教員養成系の大学なので、講義と実践のバランスを取りつつ、「メディア」を印象論から引き離したところでどこまで対象化できるのかが課題ではないかと思う。