KoSAC「表現の場についてのはなし:地域とビエンナーレの可能性」

第3回KoSAC 「表現の場についてのはなし:地域とビエンナーレの可能性」

「KoSAC(Kokubunji Society for Arts and Culture、略称コサック)」では、国分寺を中心に「芸術」、「文化」、「社会」をテーマとしながら、毎回ゲストを招いて、ともに議論をする会を開催しています。

今回は、国分寺に隣接する武蔵小金井の小金井アートスポットを会場に、地域とアートの関係性をテーマとした会を開催します。現在開催中のあいちトリエンナーレや瀬戸内国際芸術祭に代表されるように、今世紀に入り、日本では「アート」を対象とした地域型のイベントが急速に増加してきました。ところが一方で、これらのイベントが地域にとって「何だったのか」、そしてアートが地域に「何をもたらしたのか」といったような議論は必ずしも活発にはなされてきませんでした。そこで今回は、地域と文化施設についての研究に携わってきたKoSACの光岡に加えて、実際に吉祥寺に根ざしたArt Center Ongoingを運営してきた小川希さんをゲストに迎え、それぞれの立場から「地域」と「アート」が日本の現状のなかで結びうる関係性を描きます。

なお、当イベントは2013年10月30日(水)〜11月10日(土)に小金井市街を会場として開かれる「これっきりエンナーレ(http://korekkiriennale.com/)」と共催の形を取ります。チケット(参加費)で、同展、KoSACともにご参加頂けます。

■日時:2013年11月6日(水)19:00-21:00
■場所:小金井アートスポット「シャトー2F」カフェスペース(JR武蔵小金井駅南口から徒歩5分程度です。詳細は以下のURLをご参照下さい。)
    http://www.chateau2f.com/access/index.php
■参加費:1000円(ワンドリンク、同展のパスポート込み。)
*チケットは12:00〜20:00までシャトー2Fで販売していますので、早めにいらして展覧会もご覧になる方は、その際にトークへの参加希望も一言お伝え下さい。
■話題提供者:小川希(Art Center Ongoing代表)、光岡寿郎(KoSAC、東京経済大学
■司会:慶野結香(これっきりエンナーレ実行委員会、東京大学大学院)
■参加方法
(1)お名前、(2)ご所属、(3)自己紹介を140字程度でjoinkosac(at)gmail.com(atを@マークに変えて下さい)までお送り下さい。当日参加も歓迎いたします。
■問い合わせ
e-mail: joinkosac(at)gmail.com(atを@マークに変えて下さい)

※次々回のKoSAC(12月18日)は、タイラー・コーエン『アメリカはアートをどのように支援してきたのか:芸術文化支援の創造的成功』(ミネルヴァ書房、2013年)の訳者:石垣尚志さん(東海大学)をお招きして、書評セッションを行う予定です。

■URL
http://d.hatena.ne.jp/oxyfunk/
http://toshiromitsuoka.com/