KoSAC「ラッセンをいかに語るのか?」

第2回KoSAC「ラッセンをいかに語るのか?」のお知らせ

 「KoSAC(Kokubunji Society for Arts and Culture、通称コサック)」では、大学の街でもある「国分寺」を拠点に「社会」「芸術」「文化」などをテーマにしながら、毎回ゲストをお呼びしてお話を伺う機会を設けております。

 その第2回目として、「ラッセンをいかに語るのか?」という会を2013年10月2日(水)に開催します。これは2013年6月に刊行された『ラッセンとは何だったのか?』(原田裕規編、フィルムアート社)を課題図書としたトークセッションで、ゲストに編者の原田裕規さん(東京藝術大学大学院)と執筆者の一人でもある中ザワヒデキさん(美術家)をお招きし、話題提供を頂きます。

 『ラッセンとは何だったのか?』は刊行後に様々な反応がありました。なかでも、ラッセンを「ヤンキー」と結びつけて理解する意見が多かったのですが、それとは別に、ラッセンはその作品においてどうしようもなく不思議な魅力を持ってしまっていることも明らかになってきました。そこで、今回のトークセッションではラッセンを通じた社会批評というよりも、ラッセンの作品により内在した語り方をゲストと共に探っていくことで、その不思議な魅力に接近していきたいと考えております。みなさん、奮ってご参加下さい。

 なお、今回は武蔵野美術大学の科目「メディアと情報」の特別講義との共催になります。また、当日の議論を円滑に行うため、以下の文献とURLを事前にお読み頂くことをお勧めいたします。
原田裕規(編)『ラッセンとは何だったのか?』フィルムアート社、2013年
http://www.filmart.co.jp/cat138/post_186.php
・『ラッセンとは何だったのか?』出版記念「いま、ここからのラッセン」関連のまとめ
http://togetter.com/li/556179
http://togetter.com/li/558103
中ザワヒデキ文献研究 夏の陣(第3回)関連のまとめ
http://togetter.com/li/559212
中ザワヒデキ文献研究 夏の陣(第6回)関連のまとめ
http://togetter.com/li/568969

■日時:2013年10月2日(水) 18:00〜20:00
■場所:武蔵野美術大学鷹の台キャンパス9号館5階 515教室
http://www.musabi.ac.jp/access/map/
※西武国分寺線「鷹の台」駅より徒歩で約20分/JR中央線国分寺」駅北口よりバスで約20分
http://musabi.ac.jp/access/
■話題提供者:原田裕規(東京藝術大学大学院)、中ザワヒデキ(美術家)
■司会:加島卓(武蔵野美術大学ほか)、光岡寿郎(東京経済大学

■参加方法
(1)お名前(2)ご所属(3)自己紹介を140字程度で下記の問い合わせ先までお送り下さい。当日参加も歓迎いたします。
■問い合わせ
joinkosac【at】gmail.com (【at】を@マークに変えて下さい。)
■URL
http://d.hatena.ne.jp/oxyfunk/
http://toshiromitsuoka.com/

ラッセンとは何だったのか? ─消費とアートを越えた「先」

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▼当日の記録
・第2回KoSAC「ラッセンをいかに語るのか?」関連ツイート
http://togetter.com/li/573764
・KoSAC「ラッセンをいかに語るのか?」前半の動画(60分)

・KoSAC「ラッセンをいかに語るのか?」後半の動画(80分)